EPSON Moverio BT-300、BT-350を利用した遠隔支援で外付けUSBカメラが利用可能に
EPSON MoverioのBT-300、BT-350の2機種を利用した遠隔支援に、外付けUSBカメラが利用可能になりました。
- 外付けカメラを接続することで、遠隔で指示を出すパソコン側に外付けUSBカメラの映像が表示されます。
- グラスに表示される映像も外付けUSBカメラの映像になるため、作業者自身も確認できます。
・機械の裏側など、作業者が目視で直接確認できないような箇所を確認することが可能となります。
micro USB ⇔ USB Type-Aを変換するアダプタが必要
PCで利用できるUSBカメラは Type-Aの製品が一般的です。
Moverioの接続端子はmicro USBです。
そのため、Moverioとカメラを接続するために、micro USB(♂)とUSB Type-A(♀)を変換するアダプタが必要になります。
・変換コネクタによっては利用できない可能性がございます。
遠隔支援アプリケーション起動前にUSBカメラを接続
変換アダプタの USB Type-A(♀)とUSBカメラ(♂)を予め接続した状態で、Moverioへ接続してください。
遠隔支援アプリケーション起動時にUSBカメラを認識する設計となっているため、USBカメラを予め接続した状態で、遠隔支援アプリケーションを起動してください。
USBカメラが認識された場合、遠隔支援アプリケーション起動時にカメラ入替ボタンが表示されます。
詳細は操作説明書でご確認ください。
・遠隔支援中に外付けUSBカメラを接続しても認識されないことがあります。・現時点では遠隔支援グラスアプリケーションのフルスクリーンモードにのみ対応しています。
遠隔支援グラスアプリケーションのフルスクリーンモードに加え、画面分割モードにも対応しました。
指示者のタイミングで切替できるようになりました
指示者機能のカメラ切替機能を利用することで、指示者の任意のタイミングでカメラを切替できます。
作業者がボタンを押すことなく、目線映像⇔手元映像の切り替えが可能となります。
外付けUSBカメラ接続確認リスト
- Buffalo BSWHD06MBK
- SANWA SUPPLY CMS-V30SETBK
- Logicool C615
- Logicool C905m
- LOGICOOL HD プロ ウェブカム C920t
- ELECOM UCAM-C520FEBK
スマートグラス端末の電池の減りに注意が必要
外付けカメラがスマートグラス端末から給電されるため、通常利用時よりも電池の減りが早くなります。
Charger Errorと表示される場合がある
稀に遠隔支援アプリケーションの利用有無に関わらず、外付けUSBカメラをMoverioすると、”Charger Error”と表示される場合があります。
その場合、一旦外付けUSBカメラ(変換アダプタ)をMoverioから抜いてください。
Q&A
グラスをかけた作業者自身が外付けカメラの映像をグラスに表示することはできますか。
表示することができます。グラスアプリケーション内のカメラ切換ボタンを押すと切り替えが可能です。
カメラ切換ボタンを押しましたが、作業者の映像が外付けカメラの映像に切り替わりません。これまで同様に、右矢印ボタンを押すと表示することができます。カメラ切換ボタンとは連動していません。指示者のカメラ切替ボタンに連動して、作業者の映像が外付けカメラの映像に切り替わるようにバージョンアップしました。
外付けカメラの映像にマウスポインタで指示を表示することはできますか。
表示することができます。
外付けカメラの映像を録画することはできますか。
録画することができます。
microUSBカメラは接続できますか。
接続できる可能性がございますが、弊社では確認できておりません。
遠隔支援中に外付けカメラを接続することはできませんか。
接続できますが、外付けカメラを抜き差しすることで、”Charger Error”が表示されたり、場合によってはMoverio自身がエラーで再起動になる場合があるため、推奨はいたしません。
BT-300、BT-350、BO-IC400以外にも外付けカメラは利用できますか。
VuzixやRealWearでは確認がとれておりません。確認が取れ次第、ご案内していきます。
指示者がカメラを切り替えることはできますか。
バージョンアップし、指示者から任意のタイミングでスマートグラスのカメラと外付けカメラを切り替えることが出来るようになりました。