製造業が開発する現場の声を活かした”遠隔支援システム”

2020年12月より前身企業福岡拠点の法人化に伴い、社名が『Atlas Direction株式会社』に変更となりました。

『御社は何をしている会社ですか?』

冒頭の質問は、デモや展示会に行くと、よく質問されます。

Atlas Directionの前身企業は生業である縫製の技術を生かし、自動車部品を製造しています。

その中で、ITソリューション部(Atlas Directionが法人化される前の部署)で「遠隔支援システム」を2017年より自社で開発を進めました。

現場を知ったシステムを

福岡県内に工場が3か所あり、機械トラブルや、製品の品質確認で、責任者や担当者は時間やコストをかけて移動していました。
そういった中、現場の状況を、”動きながら”、”作業しながら”、映像を使って遠隔地からでも現場を支援できるツール(システム)があれば…ということがきっかけでした。

現場を持っている強みを活かし、現場の作業者の意見、責任者の意見、その他様々な意見を踏まえ、何度も試行を繰り返しながら、システムを構築していきました。
そのおかげで、”現場で作業がしやすい”、”業務に特化した”、現場を知ったシステムを開発することができました。

同業種の方に活用頂けるソリューションへ

製造業である弊社が、自社内での作業効率化や、品質向上、トラブル対応の場面で、十分活用できる実績ができたため、
『遠隔支援システムを同業種である製造業の皆さまにも活用頂ければ!』
と自社利用に留めず、遠隔支援ソリューションとしてサービス展開を始めました。

元より繋がりのあった自動車関連のお取引様や、展示会で知って頂いた企業様、また、ご紹介やHPといったところから九州を中心に広がりはじめ、販社様のご協力を得つつ、今や鉄鋼や建設、インフラ、医療と業種や場所を問わず、様々なお客様にご利用頂けるサービスに成長しました。

これからもお客様の声を活かす取り組みを

Atlas Directionは、他社様サービスと比較すると、もしかすると素朴で高度な機能を持たないシステムかもしれません。
その分、現場での利用を想定したシンプルでより使いやすいシステムを開発しています。
これからもお客様からのご意見、ご協力を得ながら、”より良い”システムを開発していくことを目指して一緒に成長していきたいと思います。